トランプに呪われた世界ーグローバルサウスを実践する

有事! トランプは日本に何を要求するか?

日本に請求するのは金だけじゃないぞ

中近東場合:石油資源を差し出せ

 

 トランプはこう書いている。

「米国は、「イラクの自由作戦」を開始し、イラク人のために残忍な独裁者サダム・フセインを排除する前に、イラクからの反体制亡命者を介してイラク人と費用の支払いについて合意しておくべきだったのだ」

 

カダフィは世を去った。だがそれが何だというのだ? 我々は10億ドル以上の金をリビアの作戦行動に費やした。そしてその見返りに何を得た? 巨額の請求書だ。オバマ政権の馬鹿さ加減は驚愕ものだ。リビアには莫大な石油資源がある。いわゆる「反逆者」たちがNATO(実質的には米国だ)にやってきてカダフィを倒すための助力を乞うた時、我々は言うべきだったのだ。

「いいとも。我々もあの男は好きではない。カダフィの排除に協力しよう。だが代わりに今後25年間、我々にあなたの石油の50%を、軍事支援の費用と、自分たちだけではできなかったことを米軍が肩代わりした謝礼として差し出してほしい」反逆者たちは喜んで話に乗っただろう」

 

トランプは日本にこれを請求する

 今、トランプはウクライナに対してその資源やインフラをよこせと脅している。また支援の武器については欧州がその金を支払えといっている。安全保障、武器の貸与、実際の軍事行動に対してはきちんと分け前をよこせといっているわけだ。

 

 このケースを日米安保に適応するとたとえば「もしアメリカが日本のために参戦する場合、我々が行動するには前提がある。費用はすべて日本持ちとする。それだけではなく沖縄をもういちどアメリカに返せ

とトランプならば言いかねない。覚悟したほうがよい。

 トランプのあとは、憲法改正後の再トランプかあるいはバンスになるのだから、この傾向は長らく続く可能性が高いのだから、日本政府や一部のシンクタンクは米国との関係をどうするのか長期的な視野から考え直す必要がある。

 

(ただし、有事と一番考えられているのは、中国による台湾進攻だが、まずそれはありえないと私は考えている。中国の王朝は対外戦争に敗北すれば滅んでいる。中国共産党という王朝は決して国内で人気が高いわけではない。一か八かのかけに出る可能性は低い。むしろ、ある程度の危機があるほうが、当然アメリカには優位に働くし、日本の一部の勢力にもプラスになるという状況だろう)

 翻訳者の警告、に続く