2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

交通事故し放題のベネズエラの何もないカーニバル

ベネズエラのカーニバルについて書こうと思っていたが、予想とおり何も無い。 カーニバルのカの字もない。 そもそもぼくたちはカーニバル期間中働いたのだ。しかもきちんとベネズエラ人も来るのである。 あまりの非常識! 他の中南米では考えられない。 たと…

日本、ベネズエラ 危機に瀕する民主主義

選挙結果は日本でも報道されたと思うが、賛成SI 54.36%、反対NOが45.63%でチャベスの勝ち、次の選挙にもチャベスは立候補できるので、選挙資金と活動する人の面で圧倒的に有利な与党、を考慮すると終身大統領への道を開いたといえる。 さて、な…

投票

朝、投票所にいってみると、ずいぶんとビラがまかれていた。チャベス大統領の写真をはってあるものものもあるので、チャビスタのものかと思ったがそうではなかった。すべて、NO! さらに、建国の父、ボリバルの1819年の言葉がひかれている 「権力に同一人物…

憲法改正選挙

日本では、議論はあれども憲法改正の国民投票など行われたためしがない。その意味ではベネズエラのほうが民主的なのだろうか、と疑念をもってしまう。だが議題は大統領の再選を無制限に許すかどうかに集約されるのだから、民主的というのは、はなはな疑問だ…

民主政治下での独裁

まるでこれは、ジョージオーウェルの『1984年』の世界である。あるいはやはり、オーウェルが滞在し、ぼくもよく訪れたミャンマーの現在の軍事政権である。独裁は敵を無理にも作り出し、そして国内ではあらゆることが可能なのだ。 ぼくは昨日うっかりニュース…

 誘拐される

Alberto Leonは夜の8時の薬局から出て、自分の軽自動車に乗ろうとしたときだった。 ごつんと後部にあたるものがある。 「入れ」 銃口である。いわれたまま、運転席に入る。見ると二人の若者である。一人は10台後半、もう一人は21、2才だろう。「あけろ…