2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

あえて管直人首相も応援する

現在、苦境の中にあるのは、もちろんすべての避難民だが、まだしも仮設住宅の建設を待つなど、幾分かは将来の展望があるかもしれない。むしろどっちつかずの状態の中、自主的な判断が強いられて、精神的にも疲労するのは、福島県の避難区域外の母子だろう。 …

福島の母子をいかに守るか

「高木を出せ! 政務三役はどこへ行った?」 「家族がばらばらだ!」 「子供を守れ!」 「20ミリシーベルトを即時撤回せよ!」 「放射能の灰を東京にぶちまけるぞ!」 文部省横の外のフロアでは激しい怒りの声が湧き上がっていた。 文部省の次長は多勢に無…

福島第一原発は元特攻隊の基地だった

標高35メートルの高台に広大な土地があった。 戦争が始まる一年前、陸軍が住民11戸を強制移住させ、青年団、消防団、大日本愛国婦人会、学徒らを強制作業させ、瞬く間に飛行場を造成した。 最初は若年飛行士の訓練にとどめるつもりだった。だがこの国の為政…

独立宣言せよ!(1)

(原子力損害賠償紛争審査会(第4回)を傍聴しました。旅費、滞在費などの避難費用は一律ではなく実費請求と決定。領収書をなくさないように!)植民者の特徴:広大な土地を獲得する。植民地の住民と土地・海を収奪する。腐敗する。金力、政治権力、武力を持…

東京都への原子力発電所誘致の建白書

石原慎太郎 東京都知事 殿 清水正孝 東京電力株式会社社長 殿 このたびの福島第一原発事故、計画停電を鑑みるにつけ、エネルギーは戦前のように地産地消するのが理想と考え、以下陳情する。事案: 東京都への原子力発電の誘致 理由:東電総務部員と親しく歓…

ぼくの懺悔

ぼくは原発の被害にあっている福島の人々に鞭打つ言葉をかけたい。 きっと非難がよせられるだろう。だから、ずるいぼくは最初にここで懺悔しておく。 原発について70年代はさまざまな反対運動があった。たぶん、40代、50代の人は覚えているかもしれない…