2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

福島のおかあさんの言葉

福島の人たちは何も好き好んで疎開しているわけではない。大都会に住んでいるぼくのような東京人ならば、まだしも移住に抵抗が少ないかもしれない。 想像してみよう。 子どもは線量計をつけて学校へ行く。外に出られない。暑い。だがクーラーどころか換気扇…

いきもの力の喪失

イタリアでは以前より国民投票の実施が決まっていたとはいえ、原発は廃止に向けて走り出した。ドイツしかり。 事故を起こしたのはこの2カ国ではない。わが国日本である。 経産省、自民党、電気労連、原発誘致の町の中にはいまだ 「原発を愛している!」 「原…

死を悼むとは

死者1万5391人、行方不明者8171人 短期間の死者数としては、大災害か戦争でしか起こらないものだ。 その一人ひとりの死や行方不明者には、多くの血縁や知人がおり、それぞれ固有の悲しみがあるに違いない。だが、ぼくにはそれを感知できない。 震災後、多く…

政府・東電への要求書

福島県民は残念ながら力がない。中央の政治家の投票権を持っているわけではない。東電社長の解雇権を持っているわけではない。今、福島の中で誰が力を持っているのか? 原発労働者である。 実は東電も政府も彼らの人質である。いや、日本国と世界が人質なの…

小沢一郎 恥を知れ!

小沢は汚職の件で様々な証拠や証言が出て、いよいよ追いつめられた。 これまでも小沢は新党を作っては壊してきたが、今回は完全に自分のためのクーデターでしかない。 小沢は政治家ではなく、選挙屋であり、米国などならば、選挙参謀の職にあるだけの人間で…