2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

シャルリ・エブド襲撃事件の現場を訪れる(4)ーなぜイスラエルにすり寄るのか?

鬼子の再登場ー安倍政権の性質 現在の日本の外交は、安部首相の個人的な資質や願望を抜きにしては、考えられない。これまでの自民党、民主党の体たらくが鬼子を産みだしたのである。 安倍政権というのは、三島由紀夫や石原慎太郎の思想の延長にある。軍事的…

シャルリ・エブド襲撃事件の現場を訪れる(3)ー孤立していたイスラエル

国家的人権侵害、犯罪 イスラエルがガザへ侵攻したのは、昨年、2014年7月から8月にかけてである。パレスチナ側の犠牲者は子供たちを含めて2000人を越えた。 その非道さに、ヨーロッパ、アメリカでさえ、イスラエル嫌悪の感情が芽生え、国連人権委員会は非難…

シャルリ・エブド襲撃事件の現場を訪れる(2)

シャルリ・エブド襲撃の二日後の9日、ユダヤ食品専門スーパーマーケットが襲われ、人質4名(ユダヤ人)が死亡した。実行犯のアフメド・クリバリ(32)は、このとき空港近くの印刷会社に立てこもっていたクアシ兄弟の解放を求め、自ら「イスラム教スンニ派過…

シャルリ・エブド襲撃事件の現場を訪れる(1)

「ぼくはシャルリだ」とか「I am Kenjiだ」とかとてもいえない。いえるとしてもまったく違う意味である。 パリでのテロの犯人も犠牲者もイスラム国で殺害された日本人人質と同様に、イスラム国とともに、彼らが属する国家、あるいはその政権へ捧げられた貢物…