サッカーのワールドカップも４強が出揃い、いよいよ佳境に入ってきた。
日本は、予選リーグで１分け２敗で決勝リーグ進出ならずと、残念な結果に終わったけど、世界のレベルの高さを知っただけでももうけもの。
帰国後、ジーコがマスコミにでなくなったけど、結果を出せなかったんだからしょうがないか……。
ブラジル人監督というと、今大会でも結果を出している監督がいる。
ポルトガルを率いるルイス・フェリペ・スコラーリ監督。
前回の日韓大会でブラジルを優勝に導き、今大会ではポルトガルを40年ぶりの準決勝へと導いたんだから、その手腕はすごい。
もしかしたら、２回連続の優勝もあるかも！！！
しかも……、準々決勝の相手が興味深かったよね。そう、イングランド。スコラーリ監督は、今大会が始まる前に、一時は合意に達していたと言われていたイングランド代表監督就任を辞退したんだ。
その理由がおもしろかった。監督就任を辞退する記者会見で、「私の家の周りにいまも20人のジャーナリストがいる」とプライバシーを侵害するイングランドメディアの取材方法が嫌だと言ったのだ。
ブラジル人のスコラーリ監督には、イギリス文化が肌に合わないと思ったんだろうね。
このときの記者会見では、「ワールドカップが終わるまで、私はどこの国、どこのクラブとも交渉しない」とも発言して、この態度にポルトガル国民の支持がさらに上がったんだから、これもスコラーリ監督の人心掌握術のなせる技か！！！
ラテンの伊達男を目指す僕としては、ブラジルとアルゼンチンが準々決勝で去ってしまい、残念でしかたがない。
あとはブラジル人のスコラーリ監督が率いる元祖ラテンのポルトガルを応援することにしよう！！！
ケ・テ・バーヤ・ビエン！
