一流のディフェンスvsまあまあのフォアード
日本vsデンマークは、標題のような対決になるだろう。日本のへたくそな攻撃、なぜフォアードではなく攻撃という言葉にしたかというと、フォアード不在だからである。後半にわずかに出席する岡崎か森本(是非、岡崎はやめて、今回こそ出席してもらいたい。少なくとも枠に飛ばすことができるフォアードなのだ)を除いていない。
デンマークも攻守ともに一流とはいえない。日本のディフェンスはいままでと同じコンディションならば一流といえるだろう。ただ、どんな一流でもサッカーは1失点は覚悟すべきである。ちょっとした不運が重なれば得点されてしまうのがサッカーだ。
だから、へたくそな日本の攻撃陣が得点することができるか否かこそがこの試合の成否を握る。
その意味で、同じレベルのチームの場合は、決して引き分けなど目指すべきではない。ときにリスクを持って勝ちに行かなければ、引き分けることもできない。スポーツジャーナリストのなかには、この場にいたって引き分けを目指せなどという指摘もあるが、それは実際に選手としてスポーツの試合をしたことがない人間のいい草だろう。
このように、負ければ、アウトの試合の場合は、勝ちに行かなければ、精神的にも負け、試合にも負けるのが必定なのである。
もちろん、相手に攻めさせて、速攻でというパターンだが。
それにしても、対照的なサッカーの試合で面白い。
小人vs大男
グランダーのパスvsロングボール(中盤や後方からのロングで、攻撃できる上に、速 攻や裏をとられるリスクをデンマークは消すことができる一石二鳥作戦)
敏捷vs力
オーストラリアvs日本とも似ているが、その試合では最近日本は分がよくない。だが日本はあの頃のチームとは違う。どうにか、デンマークのヘディングボールを跳ね返し、こぼれ玉を広い、速攻、裏取りから、得点をあげ、決勝リーグへ進出してもらいたいものだ。
明日はベネズエラは祝日、ゆっくりテレビで応援できる。